悲しみとつらさから学んだ、私にできること・私の使命

前川あゆ セミナーと営業の女王/共感の営業育成コンサルタント

2010年06月28日 18:07

毎日暑いですね~。
ところでサッカー勝ちましたね!ベスト16!
デンマーク戦は感動して泣けましたよね。
「日本、魂のサッカーをしています!」の解説が心に響きました。

4年にたった一度の大きな大会。
きっとそれぞれの選手、監督、コーチにとって、
この4年間はきびしい練習を重ね、怪我や故障、つらい事や大変なことも
たくさんあったと思います。そして本番はたったい一回。
がんばってきて今があるから、見ている人に感動を与えるんだと。

私はいつも「まわりの人に何ができるかな」
「どうしたら喜んでもらえるだろう」って考えます。
若いときはずっと無茶してました。
健康だけには自信があって、不規則な生活ばかり。

そんなある日 突然の腹痛。
その痛いことったら出産よりもかなり痛かった(笑)んです。
救急病院にかけこんで緊急手術となりました。
卵巣に腫瘍がいくつかできてたのです。

幸い陽性だったのですが、手術前はわからないと言われ......
私の母は覚悟もしたと言います。
手術後も、「いつどうなるかわからないから
ずっとつきあっていかなあかんよ」とお医者さん。
身体が一生懸命SOSをだしてたんだなあと反省。
それからは身体をちゃんといたわる様に無理しないようにしてます。

そのちょうど1年後、高校時代の親友が「この間乳がんが見つかってん」と!
びっくりしました。
高校の仲良し6人組とは卒業後もことあるごとに会ってました。
その子は同じ高校の先輩と6人の中で一番に結婚して、最初にお母さんに
なったので、自宅におじゃますることもしばしば。

「でも治る病気やから」と彼女。
「私も手術して大変やったけど大丈夫やったわ。」なーんていう会話で
いつも通りごはん食べながら子育て話に花を咲かせていました。

ところが、本当に突然、
ご主人からのメールで彼女が亡くなったことを知らされました。
お葬式で眠ってるみたいな彼女はとてもきれいで、信じられませんでした。
ショックでした。
最愛のひとり息子はまだ中学生になったばかり。
きっともっと生きたかったと思う。

私は彼女に何もしてあげれませんでした。
今もどうしたらよかったのかはわかりません。
彼女にはわかってたんです。もう長くないことが。
でも私たちに気をつかわせないように明るくいつも通りにふるまってました。
それに全く気付かなかった私はおちこみました。

でも、自分のこと彼女のことがあってからいろいろと考えました。
人生って何だろうっていうことを。
命は永遠じゃないことも実感しました。
だからこそ今できることを自分なりに精一杯できたらと。


地域情報紙という発信する役割を持つ仕事に関わる立場であり、
発信力のある「講師」を育てることをしているのも、
何か私にできることがあるんじゃないかと。
それは、命も健康もそして自分自身も大切に、そのままの自分を愛してほしい、
そしてまわりの人も大切にしてほしいということを多くの人に伝える使命が
発信する立場としてきっとあるのではないかなと思い始めました。

私にできること。

そこで、社会に何か役立ちたいという思いを込めて
女性の仕事と家庭の両立や社会進出を応援するイベントを企画しました。
「伝えること」「人前で話すこと」を仕事にした女性たちが、
それぞれの苦労や挫折など、人生の転機から学んだことと、今の仕事にそれをどう
生かしているのかをお伝えし、
「気づき」と「きっかけ」を提供できる場にできればいいなと。

ぜひ多くの女性のみなさんに聞いていただきたいです。
ご夫婦やカップル、親子でも来ていただけたらうれしいです。

「セミナー講師デビュー☆プロジェクト」卒業生イベント
「ありのままの私でいこう!~人生の転機を活かした女性たちのSTORY」 
http://branding.osakazine.net/e283883.html
7/11(日)13:00~17:30 (12:30開場)

場所/新大阪駅前の丸ビル新館6F 609号室(JR新大阪駅 東口降りて徒歩1分)
入場料/2,100円(収益はピンクリボンに寄付) 
定員/先着70名(要予約) 全員に協賛企業からのプレゼント付
詳細・申し込みは⇒ http://branding.osakazine.net/e283883.html

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